包茎の治療には、主に「切る手術」と「切らない手術」があります。自由診療クリニックでは、患者さんの包茎の種類や状態、ご希望に応じて適切な治療法を提案しています。

環状切開術

余分な包皮を環状に切開し、縫合する一般的な手術方法です。真性包茎やカントン包茎など、医学的に治療が必要とされるケースでも適用されることが多い術式です。

余分な包皮を根本的に取り除くため、治療効果が期待できます。


多くのクリニックで採用されている、歴史のある治療法です。

亀頭直下(埋没)法

亀頭のすぐ下の部分で包皮を切開し、縫合する手術方法です。縫合する部分が目立たないように工夫されており、自然な仕上がりを求める方に選ばれることが多い術式です。

切開・縫合のラインが目立たないように配慮された術式です。


クリニックによっては、縫合の仕方を工夫することで、より自然な仕上がりを目指します。

切らない手術(非切開術)

メスを使わず、医療用の糸や接着剤などを用いて、引き込まれた部分を露出させることを目的とした施術です。

時間の経過や物理的な刺激によって、元の状態に戻る可能性が高くなる特性があります。


基本的に状態によって仮性包茎に適用できるケースがあります。


治療方法を選ぶ際のポイント

ご自身の包茎の種類や状態によって、適した治療方法は異なります。また、見た目や費用、ダウンタイム(回復にかかる時間)なども治療法によって変わることがあります。
まずは無料カウンセリングを利用して、ご自身の状態と治療の選択肢について、専門のクリニックにご相談いただくことが大切です。

包茎治療のリスク・副作用について
包茎治療は有効な選択肢ですが、外科処置であるためリスクや副作用が伴います。

腫れと痛み 術後、一時的に患部が腫れたり痛むことがあります。通常、数日〜1週間ほどで治まります。
内出血 手術によって内出血し、患部が青紫色になることがありますが、時間とともに消えます。
傷跡 体質によっては、傷跡が目立ったり、ケロイドになる可能性があります。
仕上がりの不自然さ 手術の技術によっては、左右非対称になるなど、不自然な仕上がりになるリスクがあります。
感染症 術後のケアが不十分だと、感染症を引き起こす可能性があります。
性感の変化 ごく稀に、手術によって性感に変化(鈍くなる、過敏になる)を感じることがあります。

これらのリスクを避けるため、事前のカウンセリングをしっかり受け、仕上がりや性感などについて疑問や不安点を相談しましょう。