包茎にも各々の状態により種類が3つに分別されます。では、どのようなものがあるか確認しましょう。
仮性包茎
仮性包茎は多くの方に見られる状態のひとつです。平常時は包皮が亀頭を覆っていますが、手で容易に露出させることができます。勃起時には自然に露出する方や、一部が覆われたままの方など、個人差があります。年齢や体格の変化によっても、状態が変わることがあります。
point
包皮が亀頭を覆うことが多いため、清潔を保つために日々のケアを心がけることが大切です。亀頭が外気に触れる機会が少ないため、刺激に敏感になりやすい傾向があるといわれています。
真性包茎
真性包茎は、常に包皮が亀頭を覆っており、自分では手で剥くことが難しい状態を指します。包皮口が狭いため、勃起時にも亀頭を露出させることが困難な場合があります。
point
亀頭が露出しにくいため、洗浄やケアに注意が必要とされます。状態によっては、日常の衛生管理が難しいことがあります。
カントン包茎
カントン包茎は、包皮を剥いた際に亀頭が強く締め付けられる感覚がある状態です。勃起時などに包皮を元に戻しにくくなることがあり、違和感を覚える方もいます。
point
包皮口が狭いことが要因となり、違和感や不快感を伴う場合があります。無理に剥くことは、腫れや肌への負担につながることがあります。